【SVS14 最終201位】カミカイリュー積みリレー+対面

【構築】

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【構築経緯】

甘える瞑想痛み分けカミ+竜舞羽スケショカイリューの詰め性能、崩し性能が非常に高く、幅広い構築に戦えたので軸として採用。

 

 上記のカミカイリューは2vs2の状態で展開するのが強いため、初手に置く襷ポケモンを探すことにした。初手対面で打ち負けてもムーンフォース圏内に入れておけば悪くない展開に持ち込めるため、フェアリー半減ポケモンに対してだいたい勝てるセグレイブを採用。セグレイブが処理に手間取ってしまう起点作成枠に対して命懸けで迅速に処理することができるコノヨザルを採用。

 

 カイリューが出せない時にカミも出しにくく、選出で困ってしまうため、対面的に動かせる駒が欲しいと思った。色々試した中で、受けループやドヒドイデ絡みに対して強力な崩しとなり、ステロ+イダイトウを止めることが出来る挑発ノマテラガチグマと、ここまでで重いラティアスハッサムに強い炎オーガポンを採用して構築が完成した。

 

【個体解説】

 

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セグレイブ@気合いの襷

特性:熱交換

テラスタイプ:ゴースト

191(4)-216(252+)-112-×-106-139(252)

氷柱針 巨剣突撃 地震 氷の礫

 

ちょっと珍しい襷セグレイブ。

 

氷龍地というタイプ受けが難しい範囲で、目の前のポケモンをしっかりと倒してくれた。

 

襷を考慮せずに火力上昇テラスで倒そうとしてきた奴らをいっぱい返り討ちにした。

 

削れたセグを倒すために神速を打ちに来たカイリューに対してゴーストテラス氷柱針で倒す動きが強く、たくさんのイージーウィンを稼いだ。

 

 

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コノヨザル@突撃チョッキ

特性:精神力

テラスタイプ:炎

215(236)-145(76)-101(4)-×-112(12)-146(180+)

憤怒の拳 ドレインパンチ 岩石封じ 命懸け

 

調整意図

h-命懸けでカバルドンワンパン

hd-臆病眼鏡カミのムーンフォース確定耐え(c特化の場合乱数50%)

s-最速カイリュー抜き

 

ちょっと珍しいチョッキコノヨザル。

 

基本的に初手に出して命懸けを打つが、ゴーストを後投げされてもある程度対応出来るのが偉い。

 

ドレインパンチが考慮されないことが多く、ブリジュラス等をほぼ無償で突破することがあった。

 

選出していない試合でも、選出誘導として有効に働いてると感じることが多かった。

 

 

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ハバタクカミ@ブーストエナジー

特性:古代活性

テラスタイプ:電気

141(84)-×-107(252)-159(28)-156(4)-190(140+)

ムーンフォース 瞑想 甘える 痛み分け

 

調整意図

hb-特化悪ウーラオスの暗黒強打最高乱数切り耐え

s-最速トドロクツキ+2

 

多分僕しか使ってない1wカミ。

 

特殊相手には瞑想痛み分けで起点にして突破、物理相手には甘えるを入れてカイリューの起点にするという動きが単純に強い。

 

甘える+瞑想で物理アタッカーを起点にすることは無理なことが多いが、キョジオーンなどの低火力ポケモンを起点に出来たり、クリアチャーム持ちに対して最低限抗えた。

 

フェアリー半減相手に対しても、物理であれば甘えるを入れれば問題なく、特殊であっても基本的には痛み分けで削ってゴリ押せる。痛み分けが入らないサーフゴーは電気テラスを切れば逃げてくれるのでムーンフォース1ウェポンで困る場面は少ない。

 

電気テラスはタケルライコやブリジュラスを簡単に起点に出来たり、電磁波を拒否することが出来たりするなど、様々な場面で役に立った。

 

 

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カイリュー@いかさまダイス

特性:マルチスケイル

テラスタイプ:フェアリー

197(244)-173(28+)-118(20)-×-122(12)-126(204)

 

調整意図

b-特化ウーラオスの水流連打のダメージが変わるところ

s-1段階上昇で準速135族抜き

 

ちょっと珍しい羽休め持ちのスケショカイリュー

 

カミの甘えるから出して舞うと勝てる。

 

 ドラゴン飛行→フェアリーの耐性変化が偉く、甘えるに強い物理アタッカー(両ラオス、岩以外のオーガポン、クリアチャーム持ちのカイリューやウガツホムラ)に対して強いため、起点に出来る範囲が広すぎる。

 

 1度スケショを打つと脆くなってしまうため、必要な舞う回数をしっかりと見極めることが重要。僕はあまり出来ていなかった。

 

 

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オーガポン@竈の面

特性:型破り→面影宿し

テラスタイプ:炎

155-172(252)-105(4)-×-116-178(252+)

棍棒 パワーウィップ じゃれつく 電光石火

 

一周まわって珍しい最速炎ポン。

 

テラスと持ち物固定という仕様上、奇襲で出落ちさせられることがよくあるためあまり信用していないが、対スタンパにおいて炎草妖の範囲が強く、出した試合では活躍してくれた。

 

最速+パワーウィップでいっぱいウーラオスを倒した。

 

 

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赫月ガチグマ@シルクのスカーフ

特性:心眼

テラスタイプ:ノーマル

213(196)-×-147(52)-198(196+)-86(4)-80(60)

 

調整意図

hb-特化ウーラオスインファイト14/16耐え

hd-臆病カミの+1ムーンフォース確定耐え

c-H157D163ドヒドイデをテラスブラッドムーンで14/16の乱数一発

s-ハピナス意識

 

普通の挑発ガチグマ。

 

挑発と超火力で受け寄りのサイクルに対しての崩し性能が凄まじい。

 

高い物理耐久と先制技により対面性能も高く、選出択になりにくかったり枠を圧縮出来るのが偉い。

 

鉢巻ウーラオスや眼鏡持ちに対面してしまうと出落ちさせられるので、出来るだけ初手に投げないようにした。

 

 

 

【構築の要点】

・相手視点で見えない強力な動きを押し付ける

この構築はメジャーなところから少しずらした型で採用している個体が多く、相手がケアしていない勝ち筋をたくさん通した。

 

・汎用性を落とさずに崩しを組み込み、選出択にさせない

 対キョジオーンにおいて、カミカイリューを投げると、甘える瞑想痛み分けカミが身代わり以外のキョジオーンに強く、舞羽スケショカイリューが鈍いや鉄壁といった積み技を持つキョジオーン以外に強いため、フェアリー身代わりと地割れ以外に対して、基本的にどちらかを通すことが出来る。勿論、この選出はキョジオーンが出てこない対面選出に対しても戦うことが出来る。

 また、それ以外の受け構築に対しても、命懸けコノヨザルと挑発ガチグマにより、対面的に動ける選出でありながら崩しを行うことが出来る。

 

 

 

【選出】

①初手セグorコノヨor炎ポン+カミカイリュー

基本選出。まずこの選出で勝てそうかを考える。

 

②初手セグorコノヨ+炎ポンガチグマ

カイリューが出せない時の選出。対面的に動く。

 

③初手コノヨ+ガチグマ+カイリューor炎ポン

対受けの選出。

 

その他臨機応変に対応する。

 

 

 

【結果】

TN サケルチーズ  最高2088  最終2056  最終201位

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【最後に】

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。何かあればtwitter(@ycky_pkmn)まで。